
ソメイヨシノ(染井吉野)の栽培環境
用土
水はけのよい用土を好みます。鉢植えの場合は鉢底石を忘れずに。赤玉土、腐葉土に川砂を混ぜます
ソメイヨシノ(染井吉野)の育て方のポイント
水やり
一般的な育て方通り、表土が乾いたらたっぷりと与えます。過湿にならないよう、地植えの場合は天水のみで管理します。
肥料
元肥は化成肥料と堆肥。花期の前後に遅効性の肥料をまきます。根が弱いので、枝先の下あたりの地面にまくようにします。
桜を地植えしている場合には、粒状肥料を1㎡当たり150gくらいを目安として、根が張っている範囲の土の上にばら撒いてから浅く埋め込むようにします。
晩秋から冬にかけて株の周囲に何か所か穴を掘り、有機質肥料と緩効性化成肥料を混合したものを寒肥として穴の中へ施します。肥料を地表にまくと、根系が地表に上がってくるので注意します。また、樹勢によっては花後に追肥をします。
病害虫
枝の一部だけ花が咲かないのは「天狗巣病」。伝染するので、すぐに病部の枝を刈って処分します。アメリカヒロシトリにも注意します。
ソメイヨシノ(染井吉野)の詳しい育て方
選び方
根まき苗のワラや布の外から触って硬ければ、根がよく張っている元気な苗です。植え付け直後は根を張るのに集中し、葉を落とすことがあります。
種まき
ソメイヨシノ同士では種をつけないので、接ぎ木で増やします。近くに別種のサクラがあると、交雑して結実することがあります。
植え付け
植え付けの前夜、水につけておくと根張りがよくなります。成長が速いので、鉢植えの場合は苗よりふたまわりほど大きな鉢を用意しておきましょう。
剪定・切り戻し
ハサミを嫌う一方、よく枝分かれするので、若木のうちに幹となる枝を決めてしまい、あとは必要以上の剪定を避けましょう。
剪定:適期は12月から3月上旬です。成長期に強い剪定をすると長期間開花しなくなるので注意します。太枝を切ることがないように小さい時から樹形を整えるようにします。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすこともできます。2月~3月に新芽のついた枝を切り取り、発根促進剤をつけてから赤玉土に挿します。病気にかかりやすいので、親木の切り口を消毒するのも忘れずに。
そのた
ソメイヨシノは、日のあまり当たらない場所ではあまり育ちません。育ったとしても花のつきが悪くなってしまいます。
ソメイヨシノが好む場所の条件は、日の当たりがよい場所です。ただ日の当たりがよい場所を選ぶのではなく、ソメイヨシノが将来生長したときのことを考え、周囲と高さには余裕をもっておきましょう。特に、ソメイヨシノを植える上部に電線がないことをしっかりと確認しておいてください。
周囲に余裕をもって植えることも大切です。あまりにお庭の際に植えると、将来大きくなったときに道路まではみ出してしまう可能性があります。きれいに育つのは理想的ですが、その際にまわりに迷惑をかけないようにしたいですね。