
ミカン(みかん・蜜柑)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
鉢植えは赤玉土小粒、腐葉土を混ぜた水もちと水はけのよい配合土を用います。基本的にあまり土を選びません。地植えの場合は掘り上げた土に腐葉土と堆肥を混ぜ込みます。
鉢植え栽培しているミカンは、苗よりも1回り大きな鉢に、赤玉土(小粒)7に対して腐葉土3の割合で混ぜた土を入れて植え付けます。または市販の果樹用培養土が便利です。
地植えしているミカンの場合は、植え穴を掘り堆肥を入れてよく耕しておきます。庭土5:腐葉土3:赤玉土2の割合で混ぜ合わせた土に元肥を入れて用土とします。
ミカン(みかん・蜜柑)の詳しい育て方
選び方
色の濃い葉がたくさん出ていて、幹のつやがよく根の伸長の良い接ぎ木の苗を選びましょう。接ぎ木の部分をしっかり確認して接ぎ目に隙間が無く、しっかり付いているものを選んでください。
種まき
種から育てることは果実を期待するのならおすすめしません。みかんの種の発芽する温度は20℃以上ですので4月〜5月・10月が適温ですが、みかんを種から育てた場合、10年以上かかり、種をとったものと同じ味にはならないので接ぎ木で増やすのが一般的です。
植え付け
3月中旬〜4月中旬が植え付けの適期です。鉢植えの場合は水もちと水はけの良い用土に元肥を施して植えます。地植えの場合は、日当りと水はけがよく、風があまり当たらない場所を選んでください。苗の大きさにもよりますが、直径高さ50cmくらいの穴を堀り、腐葉土や堆肥を混ぜ込んで植え戻し、元肥を施してください。
ミカン(みかん・蜜柑)の育て方のポイント
水やり
鉢植えの場合は表面が乾いてから、鉢底の穴から水が流れ出るまでたっぷりあたえます。地植えの場合はとくに必要ありませんが、夏の日照りが続く場合は必要になってきます。春から夏にかけての水切れは落果や落葉、枯れの原因になります。
ミカンの苗木を植え付けた直後は、毎日たっぷり水やりしてください。それ以降は表面の土が白く乾いたらたっぷり水やりします。
ただし、4月から9月までの乾燥時に日照りが続くようなら水やりが必要です。10月から12月までの成熟期は、乾燥気味に管理した方が果実の甘みが増しますよ。
肥料
鉢植え、地植えともに、3月・6月・10月に有機質肥料か即効性化成肥料を与えます。鉢植えの場合は6月と9月の施肥は化成肥料がおすすめです。地植えの場合は、3月は有機質肥料がおすすめですが、6月・10月はどちらでもかまいません。
常緑樹のミカンは1年中葉を付け続けるため、常に養分を必要とします。地植え、鉢植えともに、定期的に肥料を与えましょう。
目安としては、元肥3月、追肥6月、お礼肥10月の年3回、緩効性の化成肥料か有機質肥料を株もとに置き肥してください。
病害虫
特に被害の大きくなる病害有はありませんが、害虫としては茎葉に付着して吸汁するカイガラムシ、葉肉の部分を蛇行状に食害するハモグリバエがいます。
ミカン(みかん・蜜柑)の詳しい育て方
選び方
色の濃い葉がたくさん出ていて、幹のつやがよく根の伸長の良い接ぎ木の苗を選びましょう。接ぎ木の部分をしっかり確認して接ぎ目に隙間が無く、しっかり付いているものを選んでください。
種まき
種から育てることは果実を期待するのならおすすめしません。みかんの種の発芽する温度は20℃以上ですので4月〜5月・10月が適温ですが、みかんを種から育てた場合、10年以上かかり、種をとったものと同じ味にはならないので接ぎ木で増やすのが一般的です。
植え付け
3月中旬〜4月中旬が植え付けの適期です。鉢植えの場合は水もちと水はけの良い用土に元肥を施して植えます。地植えの場合は、日当りと水はけがよく、風があまり当たらない場所を選んでください。苗の大きさにもよりますが、直径高さ50cmくらいの穴を堀り、腐葉土や堆肥を混ぜ込んで植え戻し、元肥を施してください。
剪定・切り戻し
3月に行いますが、3年目までの苗木は病害虫の被害にあった枝、前年の秋に伸びた枝や勢いのない枝を切り詰めて樹形を整えます。樹の内側まで日光が届くように混み合った枝は剪定します。4年目以降は間引き剪定を中心に行います。
ミカンの木は、定期的な剪定が必要になります。剪定の適期は3月です。樹形を整え、込み合った枝を整理することで風通しがよくなります。不作の年に夏秋梢が多く発生した場合は、一部を予備枝として残し、ほかは剪定して整理しましょう。
ミカンの増やし方(挿し木・接ぎ木)
ミカンの実には種が入っていないため、「挿し木」「接ぎ木」「植苗」の3つの方法で増やします。
「挿し木」は、ミカンの枝に根を生えさせて、木として育てる方法です。ご家庭でミカンの木を増やす場合には成功率が極めて低いのでおすすめしません。
「接ぎ木」は、ミカンの木によく似た「からたち」の木(台木)の幹を途中で切って、ミカンの枝(穂木)を繋げてそのまま大きくなるまで育てる方法です。
純粋に増やすのであれば、接ぎ木が効率が良いのですが、そこまで本格的に手間暇をかけられないという方は、苗から育てるのが一番早くて確実な増やし方です。
摘果
着果数が多いミカンの場合は、まだ青い実を手やハサミを使って摘み取る「摘果」という作業を行いましょう。
株に実が付きすぎると、木に負担がかかってしまい、実が小さく味も落ちてしまいます。また、実った果実を全て成熟させてしまうと、翌年は果実が着きにくくなりますので注意してください。
摘果の適期は7月中旬から8月中旬です。7月に小さい果実が1つの枝に集中して着果しているところから摘み取ります。8月に仕上げ摘果を行い、鉢植えなら枝に1~2個、地植えなら葉っぱ20~30枚に1個の割合で、一番色ツヤがよいものを選んで残します。
熟す数を制限することで、株全体に栄養が行き渡り美味しい実を付けてくれますよ。
ミカンの栽培ポイント
- 日当たりがよい温暖な場所で育てる
- 水はけと風通しをよくして定期的に追肥する
- 3月~4月に1~2年の若い接ぎ木苗を植え付ける
- 4月から9月までは乾いたら水やり、10月から12月までは乾燥気味に管理する
- 7月~8月に摘果をして実の数を制限する